11/10(日)徳之島伊仙町のほーらい館にて「第5回徳之島子ども支援学会」が開催されました!
この学会は弊社と交流の深いNPO法人UNiSON様のキノコにじいろクラブが主催となって毎年開催されています。
今回は「当事者が語る『あの時の”わたし””あなた”へ送りたいメッセージとは?』」というテーマで
ヤングケアラー、精神、身体それぞれの立場から当事者3名の講演を行い
そこに町長、NPO法人UNiSON代表、大島支庁の相談員のお三方を加えたシンポジウム形式の二段構成での開催でした。
弊社代表の平城は、登壇された浅利さまのフォローとシンポジウムのファシリテーターとして登壇しております。
※浅利さまの発表に向けて、半年前から内容構成やスライド作成など伴走してまいりました
セミナーでは、当事者からみた支援のあるあるとして「支援臭が強い人」というワードが出てきました。
これは「支援してあげている」という雰囲気のことを言い、それを感じると支援者が満足するように振る舞ってしまうというものでした。
「支援とはなにか?」を考えさせられる内容で会場からも多くの質問や感想が飛び出しました。
会場には90名程度の方が詰め寄せ、徳之島の皆さまが子どもに対して熱い思いを持っていることを感じました。
またセミナー全体を通して、障害を抱えながらもワンアクションを起こし続けてきた登壇者の皆さまのパワフルさと葛藤がありながらも自己開示される姿に畏敬の念を抱きました。
それと同時に、周囲の人々や環境の重要性を強く感じ、私たちができることを考える場になったと感じております。
貴重な機会を創っていただいたキノコにじいろクラブの皆さま、登壇いただいた当事者の皆さま、そして参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
将来的には、奄美大島でもこのような場を設けて、皆さまと学び、考えていけるよう精進してまいります。